自己破産後の生活の実態
自己破産後の生活の実態
自己破産をした後は、生活はどうなってしまうのでしょうか?家もなくなり、会社もクビになり、家族とも離れ離れに・・・といったマイナスイメージを抱かれている人も少なくないのではないでしょうか。
自己破産後の生活の実態は?
自己破産前と変わりません。普通に賃貸マンションに住んで、今までどおりに会社に行って、今までどおりに家庭がある生活です。
自己破産後の生活で変わったポイントは?
- クレジットカードが5年間は作れないこと
- 住宅ローンを10年間組めないこと
やはり、これが最大の変化ですが、仕事があれば別にその間に貯金をしておけば良いので生活に対して支障があるかというとそういうわけでもありません。
こんな方は、自己破産後生活が変わるかも知れない。注意が必要
住宅ローンで自宅を保有していた人
この場合は自己破産ではなくて、自宅を手放さずに済む個人再生を選択する方が多いはずですが、自己破産を選択してしまうと、自宅は手放す必要があり、賃貸マンションなどに引っ越す必要が出てきます。
自己破産の資格制限の対象の仕事をしていた人
自己破産が免責認定される間の3か月~半年は該当の資格制限の仕事をすることはできません。そのため、勤めていた会社をそれだけの期間休んでしまうと転職を余儀なくされるケースも出てきます。
家族が保証人(連帯保証人)だった人
自己破産をしても、保証人の債務は免責になりません。家族が保証人の場合は、一緒に自己破産しなければならないのです。迷惑をかけることになるため、この場合は、家族関係が崩れる可能性もあるのです。ただし、家族が保証人出ない場合は、ほとんど家族にとっての不利益はありません。家族本人がローンやクレジットカードを組むことには影響がないからです。